本町通

本町通は、大阪市内の中心である本町に沿った東西の通りです。市内の道路は案外短いことが多いですが、本町通りも例外ではありません。東は旧森ノ宮球場跡 ピース大阪や森ノ宮キューズモールのあたりで、中央大通りに吸収されてしまいます。

西は中之島の西になる川口でみなと通りに突き当たる木津川橋の西詰となります。西詰より道幅の狭い道路が30mほど続き、安治川の堤防に突き当たります。ここからは中央卸売市場がうかがえます。

川口は、近代化する大阪を象徴する地域でした。今も川口基督教教会があり、その向いは居留地としての色彩を色濃く残す中国の人々が所有していた建物だそうです。また、このあたりは中之島の西端にあたるので、木津川橋、昭和橋、端建蔵橋、船津橋、上船津橋,、湊橋と橋が集中しています。

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東詰を東から西へ見たものです。

 

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これは西から東も見たもので、本町通が中央大通りと一体になるところです。

 

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川口教会です。

 

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突き当りの安治川の向こうに中央卸売市場が見えます。

 

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居留地跡の碑です。居留地跡をうかがえるものは大変少ないのが残念です。

 

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橋の重なっている様子です。